指導する立場になった時を考えて
金曜日, 1月 27th, 2017現役看護師にとっても、現状からのステップアップを目指して勉強に励むことは、有意義なことといえます。今のレベルのままで良いと考えてしまうことは、その先の成長に歯止めがかかってしまうことになるでしょう。
看護師の中でも、経験豊富であれば、チーフとして任命されることになります。チーフとなれば、自らの仕事以外にも後進の育成や指導もしなくてはいけません。大変な役目といえるでしょう。しっかりと育成、指導するためにはそれまでの経験や知識が大いに役立ちます。チーフとまではいかなくとも、指導する立場になった時はそれまで学んできたことが役立つため、日々学ぶ意欲を持つことが大切なのです。
現役看護師のスキルアップについては、その医療機関をあげて臨むことが必要といえるのかもしれません。看護師を育てることの必要性については、以前からクローズアップされてきました。医療機関においては、勉強会や研修会、講習会などを開催するなどして、技術指導に時間を割くなどの取り組みも見られ始めています。
福祉医療という観点からみれば、現役看護師に求められることは、多岐にわたっているため、介護現場における仕事についても学んでおくべきとされています。介護現場と医療機関、調剤薬局などの連携に対する期待感が一層増しています。
むろん、勉強会や研修会を実施しても、超えられない壁があることも事実です。その分野における資格の有無なども業務に影響を及ぼすことになるため、各機関の連携に期待が持たれているのです。